自分は一般的に言うと身体が大きく、お腹もポッコリ。早く言えばデブである。
大台越え(100kg以上)の体重の同僚がいるが、自分はそこまではいかないが、負けずにデブである。
いつもその同僚と、痩せなくちゃね~と。
特に健康診断の結果が出た時は、「う~ん、死ぬなぁ。。。いや、死ぬぜっこれ!!」と同僚と語る。。
とは言え、夜中の勤務があり、不摂生な自分らはなかなか痩せない。だって夜中の12時過ぎにラーメン&大盛りライスとかを食べ、夜中の3時におやつを食す。こんなん痩せるわけがない。
痩せる気がないわけではない。数年前、これはもう絶対に痩せる!!と思った出来事があった。
ある日、職場近くの公園を歩いていると、公園の方から男児の泣き声がする。。
目を向けると、けっこう高いジャングルジムの一番てっぺんに登っている男児が大泣きしているではないか。
駆け寄り、「どうしたの~っ!?」と声をかけた。
男児は、登ったはいいが、怖くて降りれなくなったと言う。。
「よ~し。今からそこに行くからジッとして待ってるんだよ~!」
自分はジャングルジムを何とか登り、男児のもとへ。。
「よ~し、泣くな泣くな。もう大丈夫だぞ~。」
男児を抱え、さて降りるか。。
すると足が震える。バランスが取れない。。
抱えた男児で片手がふさがり、もう一方だけの手では自分を支えきれない。。
そう、デブのせいで!
困った…。
すると高校生くらいの男の子のグループが公園内に入ってきた。
「君たち~っ!ちょっと~!!」
ぼげ??高校生たちは寄って来てくれた。
事情を大きな声で高校生たちに伝えたら、その高校生たちがジャングルジムをスラスラと登ってきて、男児をひょいと抱え、あっという間に救ってくれた。
一人の高校生が、「おじさんは大丈夫??」と。
自分は「は、はい。すみません。。」と何とか自力で降りて、事は済んだ。
情けない!!
恥ずかしい!!
デブのせいで子ども一人救えないではないかっ!!
この日から真剣に痩せようと思い、夜中の炭水化物はやめた。
で、現在…。
あまりあの日と変わってないような。少しは痩せたような…。
文章・T