職員ブログ

自立支援センターまめの樹の職員ブログです。

童謡

自分が生まれ育った田舎は、今ではもう環境も変わり、大きなビルやマンションなどが建ち並ぶ地方都市になったが、自分が子どもの頃は、田んぼや緑に囲まれて、自然にとても溢れるところだった。

畑がイノシシ被害に遭ったり、山では熊が出たということがよくあった。

イノシシには何度か遭遇したことがあり、目の前で父親が鍬(くわ)で格闘するのを見て、とても恐怖を覚えている。

父親から、熊なんてイノシシどころじゃない。もし熊に遭遇したら、大きな声を上げて一目散に逃げろ。死んだふりなど通用しない、とよく言われた。

うちの怖い父親が、熊はヤバいと言うのだから、よほど恐ろしい生き物なんだろうと思っていた。

 

保育園に入り、いろいろな童謡を教わった。
その中に、「森のくまさん」と言う童謡を皆さんもご存知だと思う。

ある日~森の中~熊さんに出会った~花咲く森の道~熊さんに出会った~…という童謡。
スタコラさっさっさ~のさ~というやつ。

先生がニコニコしながら教えてくれる。
曲調もとても明るい。

しかし子どもながらに、

「嘘つけ~っ!」
「熊さんに出会った?で、スタコラさっさっさのさ~だと?」
「そんなのんきにしてる場合かっ!!」
「死ぬぞっ、おい!」

…と、父親の話しとは全く違う熊像に、先生はアホじゃねーかと思ってた。
元々、この「森のくまさん」は、アメリカ民謡のアメリカの曲で、それに日本人が歌詞をつけて広がったのである。

 

日本には、こういった現実とはかけ離れたような歌。特に童謡が結構ある。
年長組になると、「一年生になったら」を歌う。

一年生になったら~一年生になったら~友だち100人出来るかな~という童謡。
100人の友だちで富士山の上でおにぎりを食べよう、、と言う歌詞である。
「100人も出来るかっ!」
「で、ぞろぞろと富士山のてっぺんに?登れるかっ!」
「てか、まずおにぎりの前に水よこせっ!」

…と、妙に子ども時分から現実思考なのか、単に拗ねてる子どもだったのか。。。突っ込みどころ満載なこういった歌には黙っていられない性分だった。

こんなクセして、サンタクロースの存在は高校に入るまで頑なに信じてたり。。

親から、「お前は本当に変なやつだな~。なんでそーなったん?」と言われる子どもだった。

…皆さん、なんでですかね??

文章・T