夏休みですね〜
今はコロナ禍ですし、行動規制が緩んで来たとはいえ外出を気にしてしまう人は多いと思います。
現代の小学生はゲームがあるからそれなりの楽しみ方なんてありそうといえばありそうですが…
やはり元気に外で遊んで欲しいですよね。
個人的に夏休みの想い出といえばプールとラジオ体操とクワガタ捕りでした。
以前「ザリガニ捕り」について書いた事があったので、今回は「クワガタ捕り」について書いてみたいと思います。
べつにクワガタでなくて「カブト虫捕り」でもいい訳ですが、当時の僕はカブト虫よりクワガタの方がテンションが上がってましたのでクワガタ優先で行きます!
カブト虫は相手を放り投げて終わりますがクワガタは挟んでとどめを刺すスタイルが子供心に惹かれていたのだと思います。
田舎は群馬の平野部でした。
普通のコクワガタやカブト虫、ノコギリクワガタが中心に捕れましたが、たまに「ヒラタクワガタ」なんて大物を捕まえようものならヒーローでした。
「ミヤマクワガタ」なんて山にしか居ないようなものを手に入れようなら神でした!
うちの地元では、
ノコギリクワガタより一周り小さくて赤いやつを「アカガイ」と呼び、
更にそれより小さくてツノの形状が一直線に伸びたやつを「タケダ」と呼んでいました。
タケダ→アカガイ→ノコギリクワガタと成長するものと思ってましたが…
どうもタケダはタケダのまま死んでいったりしていたので実際は微妙に違う種類だったのかもしれないです。
よく昆虫採集といえば定番の虫取り網を持ったスタイルを思い浮かべますが、クワガタ捕りにそんなものは必要ありません。
では友達数人で行った場合の捕り方を説明します。
①それと思しき木を見つけたらそこを中心に広がってスタンバイ、耳を澄ます
②一人が木に飛び蹴りを食らわす
③あちこちの草むらに"カサッ"と落ちてくるのを拾いに行く
というやり方でした。
なのでキック力の強い大人と行く時は頼もしいのです。
落ちた時に"ガサッ"と大物の音がすると胸が高鳴りましたね〜。
それが逆にコクワガタの「ぶーチン」(メス)だったりするとがっかり、、
音のした辺りの草をかき分け、もがいているカブト虫やノコギリクワガタ(通称ノコ)を発見した時の興奮は今でも忘れられません!
なのでいまだに木を見ると蹴りたくなりますよね!
(↑おい、)
そう…
ノコの、まるでフェラーリの様な流線型のフォルムが格好いいのですよ。
そのツノをアスファルトに"ギャッ、ギャッ"と軽く2〜3回擦って怒らせ、
上下逆さまにしたノコ同士を噛み合わせると"バキバキーッ"とやり合うのですが…
そういう事をよくしていました。
(↑こらこら!)
クワガタ捕りは頑張って早朝に出掛けます。
大抵6時頃に行っていたと思うのですが、ある時に友達が
「明日は5時に行くべーよ」
と言うのです。
その方がいっぱい捕れると思ったのでしょうね。
「いや〜、5時は流石にキツイよ」
と僕がいくら言っても友人達は一歩も引かず、5時に酒屋の前に集合となりました。
当日
まだ暗い5時。
酒屋の販売機の薄明かりの下で一人うずくまっている僕がいました。
どれだけ待っても誰も来ず…
再び家に帰って寝ました。
その日の午後。
家に遊びに来た友達
「やっぱり今日は起きれなかったよ。
え、KSちゃん行ってたの!起きれた?
ウソっ起きたんだ。スゲー」
うん……………
……
こんクソガキャ〜!、
だからそれを俺は言ってたんだって!
「どうせ起きれないと思うよ?」って。
それを皆んなが「行くべー行くべー」言って曲げないから仕方なく付き合ったってのに、、
約束守ったのボクだけ〜ッ!
「なんか〇〇君も起きれなかったんだってさ!」
そっかぁ………………
……
だからなにーッ??!
まるで5時起きした僕の方がオカシイみたいな言い方、なにーッ?!
あと「5時起き」つってるけど「5時集合」だから実際は4:45に起きてますから!!
ツノ擦って怒らせたノコで挟んたろかい!
(↑そのノコの気持ちわよ!)
もうあんたらとはクワガタ捕り行かーん!
……
…でも楽しいからきっとまた行く!
……
…
…ってくらいに夢中になっていたクワガタ捕りの話でした。
KS
最後までご覧いただき有難うございます。
「また見にくるよ ♪」
という方は、よろしければ読者登録をお願いします!
「職員ブログ」はこちらの施設で働く職員が書いています♪ 💁🏻♀️