職員ブログ

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となりのドドバ

最近またジブリ映画がテレビで放映されていたようです。
夏休みのお子さん向けだったのでしょうかね?
うちの女性の利用者さんなども楽しみにされていたみたいです。


となりのトトロではメイちゃんが

「あなたの名前なんてーの?」

と聞いた時に

「ドゥ、ドゥ、ブァァァ!」

という鳴き声を聴いて

(↑鳴き声って言うな)

「あなたトトロっていうのねー!」

と理解します。


しかし
「ドゥ、ドゥ、ブァァァ」
と言っているのだから簡潔に汲み取っても

「ドドバ」

ではないかと思えるのです。

正式なタイトルは

「となりのドドバ」

ではないでしょうか?


しかしそれだと可愛くない。

愛嬌が無いからきっと映画としてヒットしないですよね。

だからメイちゃんもきっと

「ド•ド•バ〜、って言ってるみたいだけど…
それだとあたしの映画が売れなくなる。
主題歌も、

♪となりのド、ド、バッ、ド、ド〜バッ

これじゃ濁音ばっかりで歌も汚くなる。

この生物はなんにも気にせずただ鳴きゃぁいいと思ってるけど、こっちはいろいろ興行的な事情とかあるから…え〜と

ドゥ•ドゥ•バ〜ゥ…

トゥ•トゥ•ラ〜ゥ…

ト•ト•ロー…

よし、トトロにしよう!」

と気転を利かせたのでしょう。

(↑メイちゃんは誰目線なのよ)


このように鳴き声や擬音って、聞く人の背景にある文化や使用する言語の違いから全く違う解釈になるから面白いですよね。

現実的な感覚で捉えればトトロは「ドドバ」や「ドドボー」。または「ゴゴモ」だったかもしれません。
しかしまだこれは日本人の擬音の耳で聴くからこの程度ですけど、国柄によってはこんなものではなかったかもしれません。


例えば、鶏の鳴き声は日本ではコケコッコーですがアメリカではクックドゥードゥルドゥー。

犬はワンワンですがアメリカではバウワウ。

猫はニャーニャーですがアメリカではミャアオ。
中国ではミョーミョー。

となります。
犬や猫はどこも近い表現になってますよね。


しかし鶏の…

"クックドゥードゥルドゥー"

は、ちょっとどうなっているのか、、

せめて

"クックドゥ、ドゥーッ"

であれば"コケコッコー"ともリズムも重なるから解るのですが、

"クックドゥードゥルドゥ〜"

の、途中の「ドゥル」はどこから来たのでしょうか?「ドゥル」は!

と感じてしまいます。

そんな風に音の聞こえが変わってしまうのは不思議です。


恐らくトトロの名前を聞いたメイちゃんがアメリカの少女であったら…

「ト、ト、ロー」

と聞こえた発声も

「ボォエィグ、ボォエィグ、ドゥム〜ル」

などとなっていたかもしれませんよね。

(↑急に西洋の魔物感が…)

または

「ボォエィグ、ボォエィグ、ドゥルドゥム〜ル」

だったのかも…。

(↑ドゥルを入れるなドゥルを、、)


そういえばトトロは鳴き声から名付けられているのにネコバスは見た目で名付けられてます。

トトロも見た目でいうなら

「ビッグドングリグマ」や

「カサモチデカッパラ」
(傘持ちでかっ腹)

だったのかもしれません。

(↑傘は途中から持っただけなのに…)


皆さんの大好きなこのアニメ。
場合によっては

"ボォエィグ、ボォエィグ、ドゥルドゥム〜ル!"

と鳴く

「カサモチデカッパラ」

という生き物の物語だったのかもしれない…というお話しでした。

 


KS

 

 

 

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