まぁはっきり言ってゴキブリの話です。
これから気温も上がって来るとゴキブリの動きも活発になってくるかと思います。
よく直接的な表現を避けて「G」と呼んでいる人を見ますのでここでもGで行こうかなと思います。
昔はG退治と言えば「Gホイホイ」でした。
紙で出来たG専用の家。
外装にはまるでこの家が楽しいかのように、ニコニコ顔のG達が描かれていました。
「こっちにおいで〜、楽しいよ!」と。
しかし一歩中に入るとそこは粘着地獄の床、
G達は身動きが取れなくなります。
毎日それを開封してはモゾモゾ動くG達を眺め
「ウギャ〜」
と言ってました。
ちぎったパン屑を与えてみた事があるのですが、ムシャムシャと食らう姿を見て再度
「ウギャ〜、、」
となりました。
そういえば以前、
買ったお弁当を食べようとすると透明の蓋の内側に水滴の様なものがツ〜っとつたって動いていて、
蓋を取ってもその水滴が動き続けているような違和感があって…
よく見たら生きたミニGがおかずの上を歩いていて
「ウッッギャ〜〜!!」
となった事があります。
それまでも食事にGが入っている事はたまにありましたが流石に生きているのは初めてでした、、
さて
そんなGを退治する商品には
「設置しておけば巣ごと退治出来るエサ」
の商品ってありますよね。
うちでも使ってます。
そのエサを食べたGが巣に帰ってコロリ。
そのGの出した糞や体を食べたGもコロリ。
やがては巣ごと撲滅!
…って商品ですけど、あれなんて想像するとG側にしてみれば結構な化学兵器ですよね。
そもそも人間はGを怖がってますが、人間と遭遇したGはもっと怖がっている訳ですよ。
そんなGが見つからないようにやっと無事にエサにありついて帰れたと思ったらコロリ、ですからねぇ…
〜〜〜〜〜〜
帰宅G「ただいま〜」
仲間G「おかえり〜」
帰宅「今日良かったわ〜。冷蔵庫の下の所、新しいエサ場発見したよ、凄くいい!」
仲間「マジで?冷蔵庫の所?」
帰宅「そう。あ、西ルートだと人間に見つかりやすいから、ちょっと遠くなるけど東側ルートで行けよ?、ただほらあそこクモの地帯を避けなけりゃいかんから面倒くさいけどな、そうまでしても行く価値あるから」
仲間「そうか。でも冷蔵庫ってたまに"ヴゥーン"ってなるじゃん。あれ人間が来たのかと思うし心臓に悪いよね?、大丈夫だった?」
帰宅「………………うん?…ちょいゴメン。気持ち悪い」
仲間「なに急に?、大丈夫?」
帰宅「…あぁ………ダメかも。、コロリ」
仲間「急にどーしたーっ!!」
仲間B「どうかしたか?」
仲間「いや、こいつが喋ってたら突然…」
仲間B「おお突然?、」
仲間「…………気持ち悪ぃ〜や」
仲間B「え?なんで?、」
仲間「コロリ」
仲間B「急にどーしたーっ!!」
仲間C「なにがあった?」
仲間B「いや、こいつが、………コロリ」
仲間C「なにがーーっ!!?、、…………
………………… …… …
まぁ我々も我々だけの事情で暮らしてますけど、角度を変えて見てみれば相手側の事情も解るというもの。
せめて同じ人間同士の中においては弱者も強者も、互いの事情を認め合いながら手を貸し合って行こうではありませんか。
KS