先日、電車に乗り込むと何やら騒がしい。
見ると並んで座っている女性同士が言い争いをしていました。
A「ちゃんと並んで下さい!」
B「べつにいいでしょ!指を指すな!恥ずかしいからやめろ」
僕は遅れて乗ったので判らなかったが、
どうやら指を指して怒っている女性Aはドアの左側にきちんと並んでいた人。
女性Bはドアの右側から乗り込んで来た人らしい。
Aさんはそれを「降りる人もいる。左側に並んで入れ。列を守れ」と怒っている状態。
なるほど、そりゃそうだ。
…と思う反面、その電車は割とガラガラで席もあちこちに空きがある状況。
実際2~3人も降りたかな?ってくらい。
う〜ん、確かにこれくらいならバラバラに人が乗り込んでも邪魔にはならないと思うかも…
でもそこはちゃんと並んでいた人達もいる訳だし…
なんであれ、わざわざ隣同士に座って目の前に指を突き出して怒鳴っているこの状況である。
「暴力に発展したなら止めに入れるけど口喧嘩だしなぁ…
今にも髪の掴み合いにでもなりそうな剣幕ではあるが、…
ヘタにクビ突っ込んで僕の髪の毛が掴まれでもしたら…
ただでさえ年々薄くなってるのにこれ以上ムシられたらたまったもんじゃないし… 」
(↑なんだその事情は)
結局二人は次第に言い争いを止めて互いにムスッとしてましたが並んで座っていますし、気まず〜い空気が漂います。
なんとも言えないなぁ…と思いました。
ルールを守っている人からすれば確かに面白くないし、かと言ってこのガラガラの状況でそこまで怒鳴るのもなぁ…と。
この『グレーゾーン』の判断って人によって黒と取るか白と取るか分かれる所ですよね。
ただ、いざトラブルが起きた時に
『ルールを守っていたのか』
『ルールの注意喚起はそこにあったのか』
といった判断基準は必要になってくると思いますので、やはり何事にもルールは必要なのでしょう。
その「基準」があった上で、お互いを思いやる理解力も必要かと感じました。
トラブルの女性の方々も、
Aさんは「まぁこれだけ空いてるのだしドアの右から入る人もいるか」
Bさんは「普通にこっちから乗り込めるけどきちんと並んでる人もいるのだから遠慮して一拍遅らせて乗るか」
など、双方に理解があればぶつからなかったのかなぁと思えます。
それに加え、ホームのアナウンスも双方の理解に訴えかけるような内容であれば良かったのか…
『○番線に電車が参ります。ドアの左側に並んでお待ち下さい。
但しそこは電車の混み具合にもよりますので、乗り降りが速やかに行われそうな状況においては何が何でも右側の列を順守なさらずとも結構となります。
しかしこの『並ぶ』という文化。
特に日本人というのはきちんと守る国民性であるが故、相反する意見が対立した際は並んだ側の意見が尊重される事とご認識下さい。
特に女性同士の喧嘩は通常中々見られるものではない為、よほど髪の掴み合いにまで発展しない限りは周囲が止めに入る事は無いであろう事もご理解下さい。
しかしいくら口論とはいえ、
男性という生き物は女性に対して母性…つまり安らぎを求めて生存しております事から相手の顔先に指を突きつけての罵倒はご自身に取っても不利益が生じる事態とも思われます。
え〜…ご了承下さい。』
(↑長い長い、それになんでその女性に焦点が合ってる?!)
…と、真面目なテーマからのおふざけも、どうぞ寛容な心で受け止めて頂けたら幸いです。
結局のところ
人は皆違うのだからルールが必要だし、
人は皆違うのだから理解も必要。
…って事だと思いました。
KS
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