職員ブログ

自立支援センターまめの樹の職員ブログです。

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心理分析・カウンセラー

普通とか一般的ならどうかと聞かれても、皆が同じ見解にならないことってあるじゃないですか。。。

この普通や一般的と言われることのズレで、結構悩むことが多いんですよね~。


施設の余暇活動で、映画鑑賞を定期的にやっていますが、今では利用者さんと共にすることが無くなりまして。
無くなったというか自ら参加をしないようにしています。

利用者さんがドン引きするからというか、人に不快な思いをさせたりするからです。

 

 

ホラー映画などがわかりやすい例ですが、ショッキングなシーンで、人が目を覆うようなシーンがあるじゃないですか。
自分、こういうシーンで笑っちゃうんですよね。酷ければ酷いほど大笑いしちゃいます。
皆が、きゃ~!と言ってる時に自分は、ははは~っ!!

余暇活動は他にもいろんなことをしています。
ボウリングや花見会。
植物園や遊園地に行ったり。。

以前も話したことがありますが、水族館に行った際に、やはり皆からドン引きされまして。。

水族館の泳ぐ魚を、おいしそうとしか思わないのです。
魚の泳ぐ群れ。。
水槽を観て終始、「うまそ~!今日は寿司屋に行こうっと!」と、ず~っと口にする自分に、皆は「なんでそう思うのか?色鮮やかなこんなキレイな生き物を食べものとしか見れないのか?」と。。

はい…。
小さい魚は「小骨がありそうだから、天ぷらにすれば丸々いけそーだな。。」
大きな魚は「これは絶対に刺身だな。。」
…としか思わないのです。

もちろん、ペンギンやイルカはうまそうなんて思いません。かわいいし見ていれば癒されます。

泳ぐ魚です。
魚はおいしそうとしかどうしても思えないのです。
さすがに金魚はおいそうとは思いませんが、やはり食用目線で、「金魚はマズそう!」と思ってしまう。観賞魚だろうが、魚は食べるか食べれないかの常に二択なんです。

 


自分のこういった思考や感性を同僚はヤバイと思ったのでしょう。

自分の仕事は、利用者さんに教えたりすることが多い業務。
ある程度、職員は模範的な言動をしなければいけないことはわかっていますが。。

こういう自分の感性を、同僚はいろいろと調べたようでした。

心理学者、精神科医、著名なカウンセラーの相談室、夢占いまでも参考にして、、

…で、「いろんな観点から調べた結果なんですが、Tさんはきっと潜在的に残酷な一面が云々、、、」…とある日話してくれました。

残酷な一面??またそれ言われてんな~。
いや~それはちょっと違うんだよ~。


そもそも自分自身、利用者さんにドン引きされたから気づいたわけではありません。

昔から友人や付き合っていた彼女に散々指摘されてきたのです。

友人はまだ笑ってくれますが、彼女を泣かせることもありましたし。

なんでこう思うんだろう…。

よ~く考えました。

よ~く思い出しました。

だって彼女を泣かせてしまったり、悲しませたりするのですから。


あの日からです。。

小学校2年の時に、近所の公園で。。

いつも皆で集まり遊んでいた公園で、かくれんぼをしていた時に、自分が隠れた草むら。
ふと横を見たら、大きな段ボールが敷いてありまして。
何かな?と思い、段ボールをめくったら、死んで腐乱している犬がいました。

うわ~っっ!!

一瞬で目を背けてその場を離れましたが、あの犬の形相が頭から離れないのです。

かわいそうだ、
なんであんな場所に、
てゆーか、あの顔!匂い!
もう忘れられないのです。。

公園に行くと思い出すので、公園に近寄れなくなってしまいました。

しかし友だちは毎日公園に集まりますし、「そんなの気にするな!」と言って自分を誘ってくれますし。。

公園に行けないことで一人ぽっちになる、、仲間外れになってしまう、、
…かと言って、あの犬を忘れられないし。。

しかしある時、友人が言ってくれました。

「てか、お前さ~、かくれんぼしていて隠れた場所で、段ボールめくったら犬が死んでたってさ。何それお前~。ははは!それでビビって公園に行けないって。そのオチ!大変だな~!ははは!!」と笑うのです。

客観的に自分を見ると、「面白い」と笑えることだったのです。

そう思えたら、自分も面白く感じて、「なに俺~?マヌケだな~。」と急に思え、笑えるようになりました。

 


で、これからだと思うんです。
酷いもの見ると笑ってしまうようになったのは。

トラウマを避けようとするのですかね。酷いものを見ると、一瞬で「面白く感じなくては!」というスイッチが入るようになったんだと思うんですよね。


水族館の魚も、やはり生活環境からきたのでしょうか。

友人の家が水産業を営んでいて、家に遊びに行くと、倉庫に大きな水槽(生け簀)がたくさんありまして、そこにアジ、サバ、タイ、…いろんな魚が泳いでいまして、よくその魚を刺身などにして食べさせてくれたのです。
生きたまま、とれたてですからね。そのおいしさと言ったら。。

おまけにすぐ近くは有名な港町でしたので、朝市で並ぶ数々の魚介類。

水槽・魚=食べ物として完全にリンクされた頭になってしまったと思うのです。。

 

心理学。。

カウンセラーに、
「もしかすると潜在的に自分自身でも知らない残酷な一面が……」と過去にも言われたことがありましたが。。


自分、こういったものはたいしてアテにならないと思ってます。

理由はそれぞれの中に別にあると。。


…今日もだらだらと長い文章に付き合っていただきありがとうございました~!

 

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